まずホワイトビネガーで臭い取りをする方法です。
ホワイトビネガーには抗菌作用があることをご存知でしょうか。
酢酸は有機化合物の一種で、表面の汚れを落とし、大腸菌やサルモネラ菌などの病原体にも有効です。
ホワイトビネガーをソファの臭い取りに使うには、スプレーボトルにホワイトビネガーを入れ、クッションや肘掛けにさっそく使ってみましょう。
お酢で布地が変質するのが心配な場合は、ソファの目立たない場所に少量の白酢をスプレーし、一晩待ちます。
お酢と同様に重曹も一般的な家庭用品で、長靴の臭いを消したり、汚れを落としたり、いろいろな使い道があります。
ソファの臭いを取るには重曹をクッションや隙間、特にシミのある部分にたっぷりと振りかけます。
重曹が効くまで1時間ほど時間を置き、掃除機で吸い取ります。
それでも臭いが気になる場合は、掃除機をかけ、重曹をクッションや枕、下に敷いたラグに振りかけることを繰り返すと、ソファの消臭とその周辺に残る頑固な臭いの撃退ができます。
臭いの元となる揮発性分子が重曹の結晶構造に付着して中和され、お気に入りのくつろぎスペースから臭いを取り除きます。
最後は古くから消臭に使われてきた活性炭です。
炭は重曹やホワイトビネガーよりも扱いが少し難しいですが、非常に効果的な消臭剤でもあります。
活性炭を使うときの最大の注意点は、ソファのクッションや枕に直接触れないようにすることです。
シミになってしまうおそれがあるからです。